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コラム

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  2. ホワイトニングは痛いのか

ホワイトニングは痛いのか

ホワイトニング

当院にはホワイトニングにご興味がある患者様も数多く来院されていますが、「歯を白くしたいけど痛くありませんか?」というご質問をよく頂きます。
ホワイトニングは必ず痛みが出るという訳ではありませんが、痛みが出る方がいらっしゃるというのもまた事実です。
ではなぜ、痛みが出る方と出ない方がいらっしゃるのか。 また、その痛みの予防方法、対処方法について解説致します。

まずは歯の構造から解説していきます。


歯の構造は表面から、エナメル質→象牙質→歯髄(歯の神経)となっています。
エナメル質には神経が通っていない為、痛みを感じることは滅多にありませんが、エナメル質の内側にある象牙質は神経に近く敏感な為、刺激を受けると痛みを感じるようになります。
普段歯がしみないのはエナメル質が象牙質を保護しているからなのですが、何らかの理由でエナメル質に傷がついていたり、保護出来なくなったりすると歯はしみてしまいます。
ホワイトニングでしみることは通常ないのですが、ホワイトニングで歯がしみたという患者様はそのような事が原因とされています。

例えば、歯ぎしりや噛み締めの癖があって、歯がすり減っていたり、歯に亀裂があったりする場合。 虫歯があったり治療の際の詰め物に隙間ができてしまっている場合。 歯周病で歯茎が下がっている場合 などが挙げられますが これらの場合はホワイトニングをする前に治療からする事をお勧め致します。

ホワイトニングの痛みの予防方法


出来るだけ痛くないようにしたい!という患者様の為にホワイトニング当日までにしていて損は無い予防方法、施術後に痛みが出た場合の応急処置をお教え致します。

歯磨きやうがいをして口腔内を清潔にする。


元々ある虫歯等とは別に、毎日きちんとと歯を磨いて虫歯や歯周病の予防をし出来るだけ綺麗な口腔内を保つように心がけて下さい。
歯磨きの際に使用される歯磨き粉は、ホワイトニング専用のものやフッ素濃度が高いものも良いとされています。
もし施術後に痛みが出てしまった場合も歯磨きをして、歯に着いた薬剤を落とすことも大切です。

刺激のある食べ物や飲み物を避ける。


熱すぎたり冷たすぎるものや炭酸飲料などの歯を刺激するものは施術前は出来るだけ控え歯磨きをきちんとする事が大切ですが、施術後は特にご注意下さい。
ホワイトニングの薬剤によっては知覚過敏を起こしやすい状態になっている為刺激物によって痛みを感じ始める、または痛みを助長してしまうという事もあります。その為施術後24時間程は食事にも気を付けてお過ごし下さい。

痛み止めを服用する。


どうしても痛みに耐えられない、早く痛みを解消したいという場合は市販のものでも構いませんのでご自身に合った痛み止めのを服用をお願い致します。

他にもご不明な点やご不安な事があれば、些細な事でもご相談下さいませ。
1人でも多くの患者様に安心してホワイトニングをして頂けるように尽力致します。

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吉川歯科医院
院長 吉川和則

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