大橋の歯医者 吉川歯科医院 インプラントや矯正もご相談ください。

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大橋の歯医者 吉川歯科医院 インプラントや矯正もご相談ください。

院長インタビュー

  1. 院長インタビュー

院長インタビュー

ドクターズ・ファイル様に当院の院長のインタビューが掲載されました。
こちらのページでもインタビューの内容をご案内いたします。


西鉄大橋駅西口から徒歩5分。まるでホテルのような建物の階段を上がった先にあるのが「吉川歯科医院」。院内はオルゴールの優しい音が流れるほっと落ち着ける空間が広がり、診察室は、患者のプライバシーに配慮して完全個室になっている。院長の吉川和則先生は、豊富な診療経験を持つベテラン歯科医師。海外の勉強会にも足繁く通い、新しい医療機器の情報にも常にアンテナを張っている。患者との信頼関係はもちろん、働くスタッフのモチベーションを高めることにも努力をしており、「技術だけでは患者さんはついてきません。大切なのは人間力です」と語る。スタッフ全員に「自分を高め続け、真摯に患者さんに向き合うことが大切」と伝え続けているという吉川院長に、クリニックの特徴について語ってもらった。
(取材日2020年9月17日)

患者がリラックスできる環境づくりに力を注ぐ



ー診察室は完全個室ですが、こういったスタイルは珍しいのではないでしょうか?

最近はそうでもないようですが、最初にここを作った時には、業者さんにもびっくりされましたね。歯科衛生士が使うメンテナンスの部屋まで、パソコン、デスクなどを一つずつ設置しているので。患者さんは、同じフロアにいくつもチェアが並んで、ふと横を見ると隣の患者さんと目が合ってしまったり、説明を他人に聞かれてしまうんじゃないかという不安もあると思います。私は海外、中でもアメリカでたくさんの研鑽を積んできましたので、あちらの医療の質の高さに感銘を受けていました。そういった点をぜひ地域の患者さんに還元したいと考えていたんです。それに院内に入った瞬間の「印象」は大切です。待合室には間接照明を使い、リラックスできる空間になるよう意識しています。患者さんが来院したくなる環境を整えるのも、クリニックの大事な仕事だと思っています。

ー各部屋に置いてあるパソコンは、患者さんへの説明などに活用されているのでしょうか?

そうです。歯科の治療って、患者さんは口を開けて完全に受け身の状態ですよね。自分では何をされているか見えません。でもそれではいけませんよね。当院では、これまでの症例などは画像を使用して説明しています。言葉による説明だけではどうしても限界がありますし、実際の写真を見たほうが断然わかりやすく納得できますよね。治療の工程についても、患者さんがスムーズに理解できるように動画を使用しています。治療における患者さんの不安を一つでも多く払拭することは、安心して治療を受けていただくために欠かせない要素です。あと、デスクやチェアは、患者さんと同じ目線になるように配置しています。絶対に患者さんとは主従の力関係になってはいけない。常に対等な関係であるための工夫は随所に取り入れています。


ー患者さんの層や主な相談事などはどうでしょう?

開院当初は地域の方が中心でしたが、最近は福岡市外や、お隣の下関、熊本方面からいらっしゃる方も増えています。転勤して東京に行かれたのに、はるばる飛行機で来てくださる患者さんもいらっしゃいます。定期メンテナンスなのですが、3ヵ月に一度足を運んでくださるんです。治療ではないので歯科衛生士が担当していますが、これはまさに「あなたに会いたい」と思っていただいている証拠。手前みそですが、当院の歯科衛生士の力量を感じますよ。メンテナンスのためにそれだけの時間と費用をかけてくださるというのは、その方の健康意識の高さもうかがえますよね。

技術力プラス人間力。対等に接することで信頼を得る



ーメンテナンスで通っておられる患者さんも多いのでしょうか?

多いですね。ほとんどの方が治療からメンテナンスに移行されます。当院ではインプラントや矯正治療などにも対応していますが、それらは「目的」ではなく、あくまで「手段」だと考えています。よく「クリニックの強みは何ですか?」と尋ねられますが、そこでインプラント治療や矯正などと答えるのは、ちょっと違うと感じています。原因を取り除かねば、いくら治療をしても再発は防げません。その原因を取り除く手段が、インプラント治療であったり、矯正であったりするならば、それを選択肢として取り入れる。そうしていると、皆さん自然と健康意識が芽生え、メンテナンスにも自発的に通ってくださるようになると考えています。

ー患者さんと接する中で大切にしていることは何でしょうか?

スタッフには、いつも3つのことを話しています。1つは「テクニック」。医療に関わる者として技術は必須ですよね。2つ目は「コンセプチュアルスキル」。これは当院では、吉川歯科医院をどんなクリニックにしていくか、患者さんをどうマネジメントしていくか、それぞれのスタッフが経営者目線で考えることを指しています。3つ目が「ヒューマンスキル」。私はこれが一番大切だと思っていて、接遇、マナーといった人間力を指します。この3つは大企業でも取り入れられている考えなんです。私だけではなく、スタッフ全員が「あなたに会えて良かった」「治療して良かった」と患者さんから言ってもらえるように、日々自分を磨いてほしいと思っているんです。


ーそう考えるようになったのはなぜでしょうか?

歯科の治療で難しいのは、どうしても患者さんの主観が入る点だと考えています。私たちが考える最適な治療と、患者さんが考える理想に相違が生まれることもある。例えばコレステロール値だったら、数字として出ますし、どこが正常値なのかもわかっていますよね。でも見た目に関することは、人それぞれ好みがあります。そこのギャップをできる限りなくしていくのが大切です。スタッフには患者さんが話すのは同じ日本語ではなく、例えば田中さんなら「田中語」だよと言っています。お一人お一人の言葉に耳を傾け、齟齬がないようにしていく。そうやって信頼関係を築くことで、全身を整えていくお手伝いができるようになる。そのために必要なスキルが、先ほど挙げた3つの考えなのだと当院では考えています。

歯の治療は人生を変える。患者の最終的な場所にしたい



ースタッフさん全員にクリニックの方針などを共有するのは、珍しいのでは?

そうかもしれません。というのも、私自身が以前、苦い経験をしたことがあったんですよ。テクニック、つまり技術があれば、患者さんもスタッフもついてくると思い込んでいたんです。完璧を追い求めるあまり、スタッフにきつく言ってしまうこともありました。しかしそれでは人はついてきませんよね。そしてスタッフが楽しそうでなければ、患者さんにもそれが伝わってしまいます。そのためにも、クリニックとしての方針を共有すべきですし、その上で一人ひとりのスキルアップの手伝いをしていく必要があります。ほかにも毎週ミーティングを行ってスタッフの意見を募るなど、皆が向上心を持って働いてくれるような取り組みも行っています。


ー印象的だった患者さんはいますか?

ええ。その方は虫歯がひどく、まともに残っている歯は数本だけでした。初診時は目に元気がなく、服もきちんとしているとは言い難い印象でしたが、インプラントで歯を整えたいと希望されていました。時間も費用もかかると説明しましたが、それでもやりたいと強い意思をお持ちで……。ところがその患者さん、すべての治療が終わるとまるで人が変わったんです。まず目が明るくなり、服装もパリッとした印象で、「まるで人が変わったようだね」とスタッフと話したのを今でも覚えています。歯が人の人生を変える、この瞬間を目の当たりにしたとても印象深い患者さんです。ほかにもそういう方は多いんですよ。歯科医師としてうれしい瞬間です。

ーこれからの展望などをお聞かせください。

息子が実際に歯科医師として働き始めましたので、いずれは一緒にクリニックを運営できたらと話しています。歯科医師に必要なのは診断力ですが、この診断力は経験を積まないと身につきません。一方で年齢を重ねるごとに衰えるのが視力です。この課題は重大ですが、私の診断力と息子の若い技術をかけ合わせれば、素晴らしい治療ができると考えているんです。昨今はドクターショッピングをする患者さんも多いようですが、当院を最終的な場所にしていただけるようにしたいんです。そのためにも技術の研鑽、接遇、マナーなど総合的に向上させ、患者さんにとって良い結果に結びつくよう努めていく。これに尽きると思っています。

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