歯を抜いた後に注意すること 【抜歯後の治療】
前回は抜歯をしないといけない歯についてのコラムを紹介しました。
今回は、抜歯をした後のことについて記載します。
1 抜歯直後は、血を止めるためにガーゼを20分程度噛んでおきましょう。
2 2時間ほどは麻酔が効いているため、唇や頬、舌を噛まないように注意しましょう。
3 当日は長時間の入浴を控え、軽いシャワー程度で済ませて激しい運動も避けるようにしましょう。
→体が温まり、血流がよくなると抜歯した痕からの出血が止まらなくなることがあります。
4 飲酒、タバコは控えて、固い食べ物は避けましょう。
5 歯磨きは傷口に触れないように注意して磨きましょう。
6 舌で傷口を舐めたり、指で触ったりしないで下さい。
7 うがいは止血を妨げるので、控えめにしましょう。
→うがいを何回もしたり、強くブクブクうがいをすると抜歯した穴に血が停滞せず、骨が剥き出したままとなり、ドライソケット(物凄く痛い)となる場合があります。
8 処方された薬は、指示通りに飲んで下さい。
9 翌日まで唾液に少量の血が混じっていることがありますが、心配ありません。
10 「血が止まらない」「痛みや腫れがひどい」など、異常を感じた場合は早めにお電話ください。
矯正や親知らずなど何かの目的のための抜歯や抜歯がゴールである場合は良いのですが、虫歯や歯周病などでやむを得ず抜歯した場合、抜歯したまま放置すると様々なトラブルの原因になりますので、最後までしっかり治療を行いましょう。
Q.抜歯した後の治療法としては、どんなものがあるのでしょうか?
A. 口腔内の状態や全身疾患の有無などで、その人個人にあった最適な治療法も異なります。
おおまかに3つの方法があります。
(1) ブリッジ・・・固定式で違和感がないが、支えとなる歯を削る必要があり、負担がかかる。
(2) 入れ歯・・・支えとなる歯はほとんど削らずに済むが、違和感が大きく、天然歯と比べると2割程度しか噛めない。
(3) インプラント・・・見た目は天然の歯とほとんど変わらない。口の中の違和感もなく、周囲の歯を削ったり支えに使わないため、周囲の歯にも優しい治療法。ただ保険適応外で、治療期間がやや長い。
しっかりと主治医と相談し、自分に合った治療法を見つけていきましょう。
今回は、抜歯をした後のことについて記載します。
歯を抜いた後の注意!
1 抜歯直後は、血を止めるためにガーゼを20分程度噛んでおきましょう。
2 2時間ほどは麻酔が効いているため、唇や頬、舌を噛まないように注意しましょう。
3 当日は長時間の入浴を控え、軽いシャワー程度で済ませて激しい運動も避けるようにしましょう。
→体が温まり、血流がよくなると抜歯した痕からの出血が止まらなくなることがあります。
4 飲酒、タバコは控えて、固い食べ物は避けましょう。
5 歯磨きは傷口に触れないように注意して磨きましょう。
6 舌で傷口を舐めたり、指で触ったりしないで下さい。
7 うがいは止血を妨げるので、控えめにしましょう。
→うがいを何回もしたり、強くブクブクうがいをすると抜歯した穴に血が停滞せず、骨が剥き出したままとなり、ドライソケット(物凄く痛い)となる場合があります。
8 処方された薬は、指示通りに飲んで下さい。
9 翌日まで唾液に少量の血が混じっていることがありますが、心配ありません。
10 「血が止まらない」「痛みや腫れがひどい」など、異常を感じた場合は早めにお電話ください。
矯正や親知らずなど何かの目的のための抜歯や抜歯がゴールである場合は良いのですが、虫歯や歯周病などでやむを得ず抜歯した場合、抜歯したまま放置すると様々なトラブルの原因になりますので、最後までしっかり治療を行いましょう。
抜歯後の治療法は?
Q.抜歯した後の治療法としては、どんなものがあるのでしょうか?
A. 口腔内の状態や全身疾患の有無などで、その人個人にあった最適な治療法も異なります。
おおまかに3つの方法があります。
(1) ブリッジ・・・固定式で違和感がないが、支えとなる歯を削る必要があり、負担がかかる。
(2) 入れ歯・・・支えとなる歯はほとんど削らずに済むが、違和感が大きく、天然歯と比べると2割程度しか噛めない。
(3) インプラント・・・見た目は天然の歯とほとんど変わらない。口の中の違和感もなく、周囲の歯を削ったり支えに使わないため、周囲の歯にも優しい治療法。ただ保険適応外で、治療期間がやや長い。
しっかりと主治医と相談し、自分に合った治療法を見つけていきましょう。