なんで抜歯が必要なの!? その6つの理由
今回のコラムでは、急に抜歯が必要になった!なんで抜かないといけないの?この歯は本当に抜歯が必要なの?という疑問について解説していきます。
どんな歯に抜歯が必要になってくるのでしょうか?
そこには大きく6つの原因があります。
軽度の歯周病であれば感染した部分を除去することができますが、歯周病が重度化すると歯を残したまま感染部分の除去が困難になります。また、細菌感染した歯をそのままにしておくと周囲の骨や歯にも感染が広がり、さらなる感染や歯周病を発生させてしまうため、ほかの歯を守るためにも抜歯を行う必要があります。
※歯周病とは?→骨が溶ける病気のこと。進行すると歯を支える骨がどんどん溶け、歯がぐらついて噛む力が弱くなり、ものが噛めなくなってしまいます。歯を失う原因第1位を占めています。
特に虫歯が歯茎の下(歯肉縁下)までおよんだ場合は治療することは困難で抜歯をしないといけなくなることがあります。歯肉縁下に虫歯があっても場合によっては抜歯をせず、治療ができることもあります。
虫歯などにより、歯の根っこの中まで入り込んだ細菌がさらに根っこの先端から骨の中に入り込み、骨を溶かして膿が溜まり、嚢胞化したものを歯根嚢胞といいます。初期の嚢胞化する前の状態であれば、治療して治ることもあります。
歯の根っこ部分にヒビが入ったり、根っこが折れてしまうことを歯根破折といいます。根っこのヒビや折れた部分から細菌感染をしてしまうと治療することが非常に困難なため、歯を抜かないといけなくなります。そのまま放置してしまうと、痛みが出たり、周囲の骨がどんどん溶けていったりしてしまうため、抜歯をします。
※しかし、事故などで抜けた歯は、なるべく早く元の穴に埋め込み、固定ができれば定着する可能性があります。
歯科医院へ歯を運ぶ際は専用の保存液入れて持ち運んで下さい。専用の保存液がない場合は牛乳につけるかお口の中に入れて来て下さい。
お水で洗ったり、汚れを取ったりはしないで下さい。
親知らずの歯の向きや生え方によっては、歯並びを悪くさせる原因になります。また、前の歯との間に汚れが入り、虫歯になったり、腫れたりすることも。
こういったこ弊害が出る可能性を見越して抜歯した方がいいことがあります。
特に女性の方は、妊娠時にホルモンバランスの影響で、歯周病になりやすく歯肉にもトラブルが起きやすいので、痛みが出る前に親知らずは抜歯することをお勧めします。
歯並びをよくするために抜歯を行います。顎の骨と、歯の大きさのバランスが悪く、歯列がキレイに並ばない場合や上顎と下顎がずれている場合など、抜歯が必要になることがあります。
特に顎が小さい方などは、抜歯をせず矯正を行うと歯を並べるための空間が足りないため、出っ歯になってしまいます。なので、抜歯を行うことで空間を設け、その空間を埋めるように歯の位置を矯正していきます。
ひとえに抜歯といっても様々な原因があります。
その時々に応じて抜歯せずに治療ができることもありますので、分からないことはお気軽にご相談下さい。
どんな歯に抜歯が必要になってくるのでしょうか?
そこには大きく6つの原因があります。
1 重度の歯周病
軽度の歯周病であれば感染した部分を除去することができますが、歯周病が重度化すると歯を残したまま感染部分の除去が困難になります。また、細菌感染した歯をそのままにしておくと周囲の骨や歯にも感染が広がり、さらなる感染や歯周病を発生させてしまうため、ほかの歯を守るためにも抜歯を行う必要があります。
※歯周病とは?→骨が溶ける病気のこと。進行すると歯を支える骨がどんどん溶け、歯がぐらついて噛む力が弱くなり、ものが噛めなくなってしまいます。歯を失う原因第1位を占めています。
2 重度の虫歯
特に虫歯が歯茎の下(歯肉縁下)までおよんだ場合は治療することは困難で抜歯をしないといけなくなることがあります。歯肉縁下に虫歯があっても場合によっては抜歯をせず、治療ができることもあります。
3 歯根嚢胞(しこんのうほう)
虫歯などにより、歯の根っこの中まで入り込んだ細菌がさらに根っこの先端から骨の中に入り込み、骨を溶かして膿が溜まり、嚢胞化したものを歯根嚢胞といいます。初期の嚢胞化する前の状態であれば、治療して治ることもあります。
4 歯根破折(しこんはせつ)
歯の根っこ部分にヒビが入ったり、根っこが折れてしまうことを歯根破折といいます。根っこのヒビや折れた部分から細菌感染をしてしまうと治療することが非常に困難なため、歯を抜かないといけなくなります。そのまま放置してしまうと、痛みが出たり、周囲の骨がどんどん溶けていったりしてしまうため、抜歯をします。
※しかし、事故などで抜けた歯は、なるべく早く元の穴に埋め込み、固定ができれば定着する可能性があります。
歯科医院へ歯を運ぶ際は専用の保存液入れて持ち運んで下さい。専用の保存液がない場合は牛乳につけるかお口の中に入れて来て下さい。
お水で洗ったり、汚れを取ったりはしないで下さい。
5 親知らず
親知らずの歯の向きや生え方によっては、歯並びを悪くさせる原因になります。また、前の歯との間に汚れが入り、虫歯になったり、腫れたりすることも。
こういったこ弊害が出る可能性を見越して抜歯した方がいいことがあります。
特に女性の方は、妊娠時にホルモンバランスの影響で、歯周病になりやすく歯肉にもトラブルが起きやすいので、痛みが出る前に親知らずは抜歯することをお勧めします。
6 矯正による抜歯
歯並びをよくするために抜歯を行います。顎の骨と、歯の大きさのバランスが悪く、歯列がキレイに並ばない場合や上顎と下顎がずれている場合など、抜歯が必要になることがあります。
特に顎が小さい方などは、抜歯をせず矯正を行うと歯を並べるための空間が足りないため、出っ歯になってしまいます。なので、抜歯を行うことで空間を設け、その空間を埋めるように歯の位置を矯正していきます。
ひとえに抜歯といっても様々な原因があります。
その時々に応じて抜歯せずに治療ができることもありますので、分からないことはお気軽にご相談下さい。
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