Column

院内新聞

第9回目 歯科用CT

患者様へ、よりよい治療を提供するための機材「歯科用CT」を導入しました。

病院等でも耳にしたり受けられたことがある方も多いと思いますがCTとは、コンピュータを駆使しデータ処理と画像の再構成を行うことで、断層写真を得ることができる装置のことです。
歯科用CTとは、実は近年開発されたもので歯科治療に特化したCT装置で、病院で使用するCTとは異なるものです。
これは主に、インプラントや親知らずの抜歯などの治療に用いられます。 三次元の高画質画像を用いることで、断層方式パノラマX線写真や口内法X線撮影法(いわゆるレントゲンですね)では判別しにくい痛みや症状の原因の究明に役立ちます。
歯科用CTは、コーンビーム式のスキャンを行う事で、短時間のX線照射による、歪みの少ないな画像を断面でとても詳しく観察することができます。

歯科用CTと医科用CTとの大きな違いは、撮影方法が医科用は被写体(患者様)が横たわるのに対し、歯科用CTではどこのメーカーの装置でも座ったままでの撮影となることです。 また、撮影時間がかなり短く約10秒ほどで済みますので被爆線量が医科用の約10分の1と非常に少ないところも大きな違いとなります。 それでいて超高解像度画像から広範囲撮影まで選択可能で医科用CTの約5倍の情報量を得ることが可能です。

歯科用CTのメリットとしては、かかりつけ歯科医院で検査から治療が可能であることがあげられます。


従来、大規模病院などにしかなかった歯科用CTですが、本当に患者様と向き合う開業医でも導入したことで、より正確な診断に役立つことはもちろん、経過観察などにおいてもその都度大規模な病院へ行く必要がありません。
また、インプラント治療での活躍が大いに期待できるということも特筆すべき点です。
インプラント治療におけるCT検査のメリットはとても大きく、通常のレントゲンでは正確に確認できない神経管の位置やインプラント埋入部位の骨の状態が正確に解ります。そのため、骨造成が必要と思われた症例でも十分な骨量が確認でき、約6ヵ月間の治療期間短縮と手術の負担を軽減できることもあります。

第8回目は「ドックベストセメント」です。
まだ耳慣れない言葉ではあるかと思いますが、削らない虫歯治療として画期的な治療法です。