Prevention

予防歯科

予防歯科について

予防歯科には「子どもがむし歯にならないための事前予防」「定期的なメインテナンスにおける予防」という2つの種類があります。どちらも大切なことは、目的が異なるため治療内容もまったく異なります。

  • 「歯医者は痛くなったら行くよ」
  • 「年を取ったら、歯は悪くなるのが当たり前だ」
  • 「毎日、きちんと歯磨きしていたら歯は悪くならないんでしょ?」

このようにおっしゃる方がたくさんいます。
私はとても残念に思います。歯が悪くなってから来ていただいても、治療することしかできないからです。治療するということは歯を削るということです。

自分の歯を
大切にしていますか?

歯は削ったら二度と元に戻らない

歯は削ったら、二度と元に戻りません。どんなにお金をかけても、元の状態には戻せません。

歯の治療は「歯が元通りに治る」というよりも、“失った部分を人工物で補い、噛む機能を回復させる治療”です。一度虫歯で失われたり、治療のために削った歯質は、自然に再生して元の状態へ戻ることはありません。
その詰め物や被せ物などの補綴物と歯の間には、どれだけ精密に作製しても目に見えないわずかな境目が存在します(特に保険診療の場合)。そこにプラークや細菌が入り込むことで、補綴物の下で再び虫歯が進行する「二次う蝕(再発虫歯)」が起こることがあります。特に二次う蝕は、見た目では分かりにくく、気づいた時には内部で大きく進行しているケースも少なくありません。

このことから歯の詰め物や被せ物などの修復物は、平均すると約6.4年で再治療が必要になると言われています。もちろん、お口の環境やセルフケアの状態、修復物の種類によって差はありますが、治療した歯は永久に持つわけではなく、時間とともに劣化や摩耗が起こります。
そして、再治療のたびに歯はさらに削る必要があり、歯は少しずつ小さく、弱くなっていきます。歯の大きさや残っている歯質には限りがあるため、1本の歯で大きな治療を繰り返せる回数には限度があり、おおよそ4回程度がひとつの目安とされています。最終的には、被せ物ができなくなったり、抜歯が必要になる場合もあります。

だからこそ、「悪くなったら治す」を繰り返すのではなく、虫歯や歯周病を未然に防ぐことが非常に重要です。定期検診やクリーニングによって、小さな変化の段階で問題を発見し、再治療の回数を減らしていくことが、ご自身の歯を長く守ることにつながります。

年を取ったら歯は悪くなって当たり前?

日本人の80歳時点での平均残存歯数は6.8本(厚生省調べ)。一方、アメリカは85歳で15.8本、スウェーデンは75歳で19.5本です(サンスター調べ)。この差は「悪くなってから削る」日本の医療文化と、予防・メインテナンスを中心に据えた欧米の文化の違いによるものです。

むし歯より怖い?歯周病のこと

46〜55歳で歯が抜ける原因の約半数は歯周病です(むし歯ではありません)。歯周病とは、歯を支える骨(歯槽骨)が溶ける病気で、骨が溶けたら元には戻りません(再生療法を除く)。しかも痛みがないまま進行するため、「久しぶりに歯医者に行ったら、かなり進んでいた」というケースが非常に多くあります。

基礎工事なくして家は建ちません。むし歯の治療より先に歯周組織の改善が必要なのも、そのためです。

歯周病は痛みが無く進行します

皆様、むし歯になれば痛くなりますよね?
だから、「痛くなったら歯医者に行くものだ」と思う方が多いわけで、痛みが無く進行する歯周病になると、歯の表面はむし歯ではないけれど、歯ぐきの下で歯周病が進行し、むし歯になって久しぶりに歯医者に行ってみたら歯周病が進行していたということが多いのです。

こういうことが多いのですが、本人は自覚がありません。
ですから、「○○さん、むし歯の治療の前に歯石を取るようにしましょう」と申し上げても、なかなか理解をしてくださらないということがよくあります。
基礎工事なくして家は建ちません。歯についても同じで歯周組織の改善がまず第一だと言うことを知っていただきたいのです。

歯周病は「口だけの病気」ではありません

歯周病菌が血液に乗って全身に回ることで、糖尿病・心臓病・脳梗塞・誤嚥性肺炎・早産などのリスクを高めることが、複数の研究で報告されています。

特に糖尿病と歯周病は「相互に悪化させる関係」にあることが知られており、歯周病を改善すると血糖コントロールが良くなるケースも報告されています(出典:日本歯周病学会)。全身の健康を守るためにも、定期的な口腔ケアが重要です。

歯周病との関連が指摘されている全身疾患

  • 糖尿病(血糖コントロールの悪化)
  • 心臓病・動脈硬化
  • 脳梗塞
  • 誤嚥性肺炎
  • 早産・低体重児出産
  • 骨粗鬆症

削ってしまった歯の一生

~50歳までの歯の失い方の代表例~

  1. Flow01

    6歳

    生えて間もない歯は非常に柔らかいので、むし歯になりやすいです。だから予防が大切!

  2. Flow02

    6歳頃

    早期発見・早期治療で、銀色やプラステチックの詰め物をしました。

  3. Flow03

    高校生くらい

    2次的または欠けたり、取れたりして、銀歯が大きくなりました。

  4. Flow04

    25歳~26歳頃

    再び取れて、さらに銀歯が大きくなりました。しみたりもします。

  5. Flow05

    35歳頃

    しみるのがひどくなったり、また取れたので、神経を取り全部被せ物になりました。

  6. Flow06

    45歳~50歳

    被せ物が取れてしまったので治療に行くと、もう抜かないとダメだと言われました。

お子様の予防歯科について

シーラントの解説イラスト

生えたばかりの乳歯・永久歯は歯質が未熟で、大人の歯の2〜3倍むし歯になりやすいとされています。だからこそ、歯が生えてから最初の1年が予防の重要期間です。

当院では、お子様のむし歯リスクを下げるために以下のメニューをご用意しています。歯科医院に慣れてもらうことも大切な目的のひとつですので、まずはお気軽にご相談ください。

  • フッ素塗布
  • シーラント(溝の封鎖)
  • ブラッシング指導

※シーラントは奥歯の溝をあらかじめ樹脂で塞ぐ処置で、むし歯の発生を抑制する効果があります(保険適用あり)。

当院の口腔ケア
メインテナンスプログラム

当院では、専門衛生士が患者様に合ったメインテナンス方法を提案し、楽しく続けられるようにサポートします。もちろん、歯石取りなどが原因で、歯がしみたり痛くなったりすることはありません。

長く通っていただくためにも、わからないことや不安なことは何でも衛生士にご相談ください。衛生士と会って話をするのが楽しいから通ってくださっている患者様もたくさんいらっしゃいます。一緒に大切な歯の健康を守りましょう。

PMTC(ティースクリーニング)

PMTCは、Professional Mechanical Tooth Cleaningの略で、歯科医師や歯科衛生士といった専門家による機械を用いた歯の徹底的な清掃のことです。
ただ単に、歯ブラシの代わりに機械を使って清掃するというものではなく、歯ブラシでは絶対に落とせない歯の表面のバイオフィルム(台所のヌルヌル汚れのようにこびりついてしまった歯の汚れ)を柔らかいゴムのチップなどを用いて剥がし取り、悪玉菌が多い状態を善玉菌が多い状態にしようというものです。

PMTCで期待できる効果

  • むし歯予防
  • 歯肉炎・歯周円の予防
  • キレイな歯を保つ

※PMTCは数十年前から行っている、予防歯科の先進国(北欧やアメリカなど)では、多くの高齢者が入れ歯に頼らず自分の歯でおいしく食べていることが知られ、PMTCが歯の健康を保つのに効果的です。

PMTCでしか清掃できないところ

歯と歯の間
鏡を見ながら磨いても落ちない汚れ。そんなところもしっかりケア。
歯と歯肉の境目
自分ではなかなか磨くことのできない歯と歯肉の境目をやさしくケア。

PMTCの効果

歯の表面の汚れを取り、研磨をします。また、歯の表面へのカルシウム補給を助け、汚れをつきにくくします。

PMTCに関するFAQ

Q「PMTC」ってどういうふうにするの?痛みはないの?
A柔らかいゴムでできたカップなどを歯に当て、回転させることにより汚れを取り除きますので、痛みを伴うことはありません。
Q「PMTC」は、むし歯予防にも効果がありますか?
A歯の表面がツルツルになり、汚れが付着しにくくなります。その結果、むし歯予防にも効果があります。また、新しいむし歯の発生も抑えることができます。
Q「PMTC」を受けるのとしないのではどれだけの差がありますか?
A「PMTC」を受け続けた人とそうでない人では、6年間で1.4mmの歯肉の高さの違いが見られます。また、歯周炎の予防ができたことも報告されていますし、エイジング効果も期待できます。

着色除去(エアフロー)

タバコのヤニや茶しぶ等の沈着した色素を専用の機械で取り除き、光沢のある本来の歯面に回復します。

メリット

  • 歯や歯茎へのダメージが少ない
  • 短時間でクリーニングができる

デメリット

  • 個人差はありますが、治療中の不快感がある場合がある
  • 保険適用外のため、自費による診療となる
料金(税込) 5,500円
治療期間 1日
治療回数 1回

ティーストリートメント

ティーカップと同じように、歯は使っていくうちに汚れがつきやすく落ちにくくなってしまいます。汚れで輝きがなくなってしまう大きな原因は、歯の表面についた目に見えないミクロの傷です。ティーストリートメントは、傷ついた部分と同じ成分(リン酸カルシウム)を補給・修復して、自然に輝くキレイな歯にします。

具体的には、プロのスタッフが専用のトリートメント剤で歯と同じ成分を補給し、汚れや着色のつきにくい、自然に輝くツルツルの歯にします。削るのではなく、傷を埋めて滑らかにするので、歯に負担をかけずに痛みもありません。さらに、治療を受ければ受けるほど、回数を重ねるほど汚れも付着しにくく、美しい歯を維持しやすくなります。

フッ素コーティング

歯の表面をフッ素でコーティングして、むし歯になりにくい強い歯にします。また、菌の繁殖を抑制し、口臭防止にもなります。

歯周病の検査

歯周病や歯肉炎の進行具合を検査し、治療の必要の有無を判断します。

ダイアグノデント(カリエスの検査)

むし歯を調べたい歯にレーザーを当てるだけで、むし歯の深さをデジタル表示します。まったく痛みもない診査で、削るべきか(治療するべきか)経過観察をするべきかを科学的・客観的に判断できます。

ブラッシング指導

赤くプラークを染め出し、歯科衛生士によるブラッシングの指導を行います。

歯肉溝内(ポケット)洗浄

ポケット内に入り込んでいるプラークやバイオフィルムを超音波の機械を用いて取り除いていきます。

スケーリング

超音波スケーラーを使い、ブラッシングでは取れない歯肉より上に付いている歯石を除去し、口臭や歯周病の予防をします。

ルートプレーニング

超音波スケーラーを使い、ブラッシングでは取れない歯肉の中に隠れている歯石を除去し、口臭や歯周病の予防をします。

歯肉マッサージ

専用のジェルを使用してマッサージしていきます。

リップマッサージ

唇に潤いとハリを与え、みずみずしさを取り戻します。

リンパマッサージ

デコルテラインのリンパの流れをよくし、お顔の血行促進により 明るい表情になるようアロマオイルを使ってマッサージしていきます。

デンタルケアグッズ

当院では楽しく予防やメインテナンスをしていただくために、スタッフが勉強を重ねて選び抜いた、楽しく便利で効果的なデンタルケアグッズを取り揃えております。歯ブラシだけを買いに来る患者様も多数いらっしゃいます。

  • 歯ブラシ

    衛生士が患者様のお口の状態に合わせて選定。毛の硬さや形状にこだわった院内取扱品です。

  • 歯間ブラシ

    歯と歯の間の汚れを効率よく落とします。サイズ選びが重要なため、衛生士がご案内します。

  • デンタルフロス

    歯ブラシだけでは届かない歯と歯の接触面をケア。毎日のセルフケアに取り入れてください。

  • フッ素配合歯磨き粉

    市販品より高濃度フッ素(最大1,450ppm)を配合。むし歯予防に科学的根拠のある濃度です。

  • 洗口液(マウスウォッシュ)

    ブラッシング後の仕上げに。歯周病菌・口臭の原因菌にアプローチする医院推奨品を厳選しています。

  • タフトブラシ

    先端が1束になった小さなブラシで、奥歯の裏や矯正器具まわりなど磨きにくい部分をピンポイントでケアできます。

  • 舌クリーナー

    口臭の原因となる舌苔(ぜったい)を優しく除去。朝のルーティンに取り入れるだけで口臭が気になりにくくなります。

ご希望される方には、歯周病やむし歯のリスクテストを行っています

「しっかり歯みがきをしているのに、なぜむし歯が増えるの?」「この前、歯医者に行ったばかりなのに、またむし歯?」そのような悩みをお持ちの方や、ご自分の状態を知りたい方は、リスクテストを受けてみてはいかがでしょうか?
あなたのむし歯や歯周病のなりやすさ、なりにくさがわかります。そして、それは何が大きな原因なのか。唾液の量か?細菌の量か?唾液の質か?食事の回数か?フッ素の使用頻度か?・・などなど様々な要因が出てきます。
そして、これらは一人ひとり違います。その結果、「ではあなたは何に気をつければいいのか」ということがわかります。むし歯や歯周病は細菌が原因で起きるものです。
どちらも、現在では進行を管理することが可能となってきました。重度に進んでしまってからでは、治療も機能回復も困難になってきます。
出来るだけ進行しないよう、予防歯科のための定期的なお口の中の健診、お手入れをしていきましょう。

定期検診で予防を万全に

「どうしたら自分の歯を長く残く残せるのか?」その答えとして最も大切なことは、痛くなってから治療を受けることではなく、定期的に歯科医院で予防歯科のメインテナンスを受けることです。
当院では、患者様のお口の状態に合わせて、1〜3か月ごとの定期検診・クリーニングをおすすめしております。定期的なメインテナンスを受けることで、むし歯や歯周病のリスクを減らし、健康な口腔環境を維持しやすくなります。
また、年に1回程度レントゲン撮影を行い、目視では確認できない部分のチェックも実施しています。むし歯の有無だけでなく、歯の根の状態や歯周病の進行状況、インプラント周囲の状態などを詳しく確認し、問題の早期発見・早期治療につなげています。
近年では、欧米を中心に「治療中心の歯科医療」から「予防中心の歯科医療」へと考え方が変化してきており、国民の平均残存歯数が大きく向上したことも知られています。
定期検診を継続していればお口の健康を良好に保ちやすくなるだけでなく、万が一問題が発生した場合でも初期段階で対応できるので、治療期間や治療費の負担を軽減できる可能性もあります。
「歯が痛くなってから歯科医院に行く」ではなく、「予防のために歯科医院へ通う」ことが大切です。

歯ブラシでは落とせない汚れがあるのをご存知ですか?

「歯磨きをしっかりやっていれば良いじゃない?!」

とおっしゃる方がいらっしゃいます。しかし、そうではありません。歯磨きを一生懸命していただいても、落とせない汚れがあるのです。それが歯石とバイオフィルムです。このバイオフィルムは、殺菌性のうがい薬でも取り除くことはできません。

また、バイオフィルムとは台所のヌメヌメのようなものであり、細菌同士が固まって保護膜を作り、殺菌剤や抗菌剤から細菌自身を守る役目を果たし、それによって歯ブラシでは取りづらくなります。また、歯と歯の境目、歯と歯ぐきの間の溝(歯周ポケット)についたバイオフィルムは、歯ブラシで取り除くことは困難です。

バイオフィルムを放置しておくと、むし歯と歯周病の原因となります。ですから、これを機械的に歯科医院で取り除くことが重要なのです。

またこのバイオフィルムは、一度破壊してもまた3ヵ月程度で形成されるというデータが出ています。ですので、1ヵ月~3ヵ月に一度の定期的なメインテナンスが大切なのです。

メインテナンス(予防)に入られる方へ

歯が悪くならない、歯を削らない、歯を抜かないために「吉川歯科医院」からのメッセージ

メインテナンスに入られる方、これからお口の中が健康であり続けることを目標にされる方へ

当院では、一生自分の歯を維持できることを目標に予防・治療・管理を一体としたシステムを導入しております。
従来の歯科治療は悪くなって症状が出てから治す・削って・詰めて・被せて・抜く作業を中心に進められ、悪くなる原因には、あまり取り組みがなされていなかった結果、治療したところが再び悪くなったり、もたなかったりして何度も同じ箇所を治療したり、歯を抜いたということを、ご経験なさった方もおありだと思います。
残念ながらこれでは一生自分の歯を守ることはできません。
歯、お口の健康を維持するために当院では予防・管理(メインテナンス)を受けることをおすすめしております。

この歯はどれくらい持ちますか?

これは私たちスタッフが患者様からよく質問されることですが、修復物の平均寿命の統計が学会から報告されています。
従来のように悪くなってから考えるのであれば、どのような修復物であってもいくら歯を治療しても平均6.4年しか持たないということになります。

レジン充填 5.4年
インレー 5.4年
鋳造冠 7.1年
ブリッジ 8.0年

定期健診ってどれくらい効果がありますか?

グラフは長崎大学の新庄教授による検査結果です。このように検診を続けられた方は80歳までほとんど歯が抜けないというデータがあります。
定期健診を受けていない方に比べて受けた方は、約5倍も残存率が違います。
(長崎大学の新庄先生の研究データより)

よくあるご質問

予防歯科のメインテナンスは、どのくらいの頻度で通えばいいですか?

お口の状態によって異なりますが、1〜3ヶ月に1回をお勧めしています。歯周病のリスクが高い方や治療後の方は1〜2ヶ月、状態が比較的安定している方は3ヶ月が目安です。

予防歯科の費用はどのくらいかかりますか?

基本的な定期検診や歯石取り、クリーニングは保険診療で行っており、自己負担3割の方で3,000〜4,000円程度になることが多いです。また、着色汚れなどをより細かく落とす「エアーフロー」は自費診療となり、5000円で受けていただけます。最適な組み合わせは患者様ごとに異なりますので、詳しくは衛生士にご相談下さい。

大人でもフッ素塗布は効果がありますか?

はい、大人にも十分な効果があります。フッ素はエナメル質を強化し、歯の再石灰化を促進します。特に加齢により歯の根元が露出してきた方や、過去にむし歯が多かった方に有効です。当院では高濃度フッ素(9,000ppm)を使用しており、市販の歯磨き粉より高い予防効果が期待できます。

毎日歯磨きをしているのに、なぜ定期的に歯科医院へ行く必要があるのですか?

どんなに丁寧に歯磨きをしても、歯石とバイオフィルムは自宅では取り除けません。バイオフィルムは細菌が膜を作って固まったもので、殺菌性のうがい薬でも除去できず、機械的な除去が必要です。また、歯と歯の間・歯周ポケットの奥など、自分では磨けない部分のケアも定期来院で初めてカバーできます。

痛みがなければ歯医者に行かなくてもいいですか?

痛みが出る段階は、すでに病気がかなり進行しているサインです。特に歯周病は進行しても痛みが出ないため、「痛くないから大丈夫」という判断は非常に危険です。むし歯も初期段階では無症状のことが多く、定期検診で早期発見できれば削る量を最小限に抑えられます。症状がないうちからの予防が、長く自分の歯を守る最善策です。

子どもの定期健診はいつから始めればいいですか?

歯が生え始めた生後6〜8ヶ月頃からご来院いただけます。早い段階からお口のケア習慣をつけること、歯科医院の雰囲気に慣れてもらうことが、将来の予防意識につながります。初回は検査と歯磨き指導が中心ですので、まずはお気軽にご相談ください。