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口腔外科

抜歯したときどのような注意が必要なの?

こんにちは!

吉川歯科医院です。

今回は抜歯後の注意点や、もしも症状がひどくなったときの対処法についてご紹介したいと思います。

抜歯の際に、痛みがいつまで続くのか、血が止まらないときはどうしたらいいのか、どのくらい腫れるのか、歯磨きや食事はどのように気を付けたらいいのか、など、お悩みや疑問を持たれている方が多いと思います。

抜く歯の状態やその後の治療方法によって様々ではありますが、抜歯後の注意事項や症状の原因と対処法などをひとつずつご紹介します!

1.痛みはいつまで続くの?

個人差はありますが、一般的には麻酔が切れてくるころから徐々に痛みを感じ始めることが多く、翌日〜3日ほどで痛みがピークになり、約1週間ほどで落ち着きます。経過をみて、回復が順調であれば日ごとに痛みや違和感は軽くなっていきます。

☆抜歯当日や翌日にジンジンと痛みがでることは、傷口の炎症によるものであり、傷を治していく過程での自然な反応なので心配することはありません!

☆日常生活に支障が出るような痛みであれば、処方された鎮痛消炎剤でコントロールして数日過ごせば問題はないです!

☆親知らずの抜歯や難しい抜歯などのケースでなければ、だいたい1週間ほどで強い痛みはおさまり、普段通りの生活に戻ることができます。傷口はその後だんだん塞がっていきながら回復し、一般的には約2週間ほどで歯茎の表面の穴も気になりにくくなっていきます。

2.血が止まらないときはどうしたらいいの?

抜歯後になかなか血が止まらないときに考えられる原因として、

①うまく止血ができていなかった

②ブクブクうがいを頻繁にしてしまった

③持病や体質により血が止まりにくい素因があったり、血液をサラサラにする薬を飲んでいた

④長時間の入浴や、飲酒、喫煙をしてしまった

などがあります。

抜歯後に血管が収縮しにくいとなかなか血が止まらずしばらく出血が長引くことになります。

①うまく止血ができていなかった

まず大切なのは抜歯直後に傷口にしっかりガーゼをあてて強く噛んだ状態で15分ほど安静にしていただくことです。止血がうまくいかない原因は、傷口にガーゼがしっかり当たっていなかったり、ガーゼの大きさが合っていなかったりすることです。傷口付近の血管をしっかり圧迫することが目的なので、歯科医師からの指示を聞いて十分な時間ガーゼを噛んでおくことが大切です。

②ブクブクうがいを頻繁にしてしまった

抜歯当日にブクブクうがいをたくさんしてしまうと血餅といわれる血の塊をはがしてしまう原因になります。傷口を保護して傷を塞ぐ役割をする血餅がうがいをすることではがれてしまうと、出血が止まりにくくなったり感染症を引き起こしたりしてしまいます。皮膚で例えるとかさぶたのように傷口を守る血餅をなるべくはがさないように、指や舌で傷口を触ったり、ブクブクうがいをしすぎることは避けるようにしましょう。

③持病や体質により血が止まりにくい素因があったり、血液をサラサラにする薬を飲んでいた

糖尿病や血液疾患などの持病があると、血が止まりにくいケースがあります。血液をサラサラにする薬を飲んでいる人は、薬の作用で出血が落ち着きにくいことがあるので、事前に持病や服用薬についてしっかり伝えておきましょう。

④長時間の入浴や、飲酒、喫煙をしてしまった

長時間の入浴や飲酒は血行を良くし、出血が止まりかけていても再びじわじわと血が出てきて止まりにくくなることがあります。また、タバコを吸うとニコチンにより毛細血管が収縮してしまい、傷口を治すために必要な栄養をうまく運ぶことができなくなったり、血餅がはがれやすくなったりして、治癒を遅らせてしまう原因になります。抜歯した日から1週間程度はなるべく喫煙は控えるようにしましょう。

それぞれの状況や抜歯のケースなどによりますが、もしも長時間出血が止まらない場合は、落ち着いて次のような行動をとってみましょう。

❶冷やす

水で濡らしたタオルなど、適度に冷たいもので頬を冷やしましょう。このときに氷や保冷剤など冷たすぎるものを使うと逆に治癒が遅れることがあるので、直接肌に当てないように調節しながら、長時間冷やしすぎないように注意して行いましょう。

❷ガーゼやティッシュで止血する

清潔なガーゼやティッシュを丸めて傷口に当て、ギュッと噛んで圧迫しましょう。

これらを行う際にはできれば椅子に座って安静な状態で行うことをおすすめします。横になるとお口の血圧が高くなり、座っている状態よりも出血しやすくなります。横になって休む際は、なるべく頭を高めにして寝たほうが出血を抑えられます。

冷やしたりガーゼを噛んだりしても、どうしても出血が止まらない、何かおかしいような気がするときには速やかに歯科医院に相談しましょう。

3.どのくらい腫れるの?

抜歯後に傷口部分が腫れることがあります。一般的には抜歯してから2~3日経って腫れることが多いですが、抜いた歯の生え方や抜歯の方法などによって様々です。腫れや内出血などの症状は、傷が治っていく過程で起こる炎症によるもので、自然な反応なので心配することはありません。もし腫れても通常1週間程度で落ち着いていきます。

なるべく炎症を抑え、腫れにくくするためには、身体の免疫力を高めておくことが大切です。疲れがたまっていたり、睡眠が不十分だったり、無理な運動や普段あまりしない行動をとったりすると、腫れがおさまりにくくなることがあるので気を付けましょう。

4.抜歯後に熱が出たけど大丈夫なの?

抜歯後はお口の中に炎症が起き、傷を治そうとしている状態のため、全身症状として熱が出ることがごく稀にあります。熱が出なくても体がだるく感じることがありますが、抜歯後に処方される抗生剤や消炎剤をしっかり服用し安静にしていれば回復します。抜歯後2、3日経っても38度以上の熱が続き、痛みや腫れが強くなっているようであれば、傷口の感染の可能性も考えられるので早めに歯科医院に相談してみましょう。

5.歯磨きや食事はどう気を付けたらいいの?

抜歯後の歯磨き、食事は麻酔が切れるまでの2~3時間は避けたほうがいいでしょう。感覚が麻痺していると、気付かぬうちに唇や頬を噛んでしまったり、口からこぼれてしまって危険だからです。

抜歯した当日から歯磨きをするのは不安だと思うかもしれませんが、傷口に少々歯ブラシが当たっても傷が開いたりすることは滅多にありません。ただ、血が完全に止まりきっていない状態で傷口を強く磨くと、再び出血したり治りが遅くなったりしますので、傷口は避けて歯磨きを行いましょう。歯磨き粉を使ってブラッシングする場合、ブクブクうがいをしてしまいたくなるかもしれませんが、なるべくお水をお口に含んだらすぐに出すようにして、軽いすすぎ程度で済ませるようにしましょう。

食事については、出血がしっかり止まっていることと麻酔が切れて感覚が戻ったことを確認してから、胃腸にあまり負担をかけないようにするため消化のよいものを摂ることをおすすめします。出血や疲れで食欲が出にくい方も多くいらっしゃるので、固形物よりも喉を通りやすいおかゆやお豆腐やうどん、ゼリーなど食べやすいものを選んでみてください。抜歯後3日以降は普段通りの食事をしても問題ないですが、熱すぎるものや辛いものなどの刺激物は避けておいたほうがいいでしょう。

大人になってから抜歯をするのはとても不安なことだと思いますが、注意事項をしっかり守って過ごしていただければ大きな問題は起こらず回復も早くなります。

当院では高い技術で痛みや腫れの少ない抜歯を行うことができるので、お気軽にご相談くださいませ!

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